神通寺 住職の日記(旧タイプ)

2014年までの記録保存用です。

昨日は「陽塾」。古典を読む会でした。

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ここ3年くらい、毎月1回ずつ集まって、
ご講師を囲みながら「古典」を読む、という会を続けています。
「陽塾」と名付けられたこの会は、高山だけでなく、
全国各地に数カ所あるそうで、それぞれ毎月1回定例会を開いてます。
ご講師は、安藤頌太郎先生。とってもお茶目で、面白い(?)方ですよ。
見識というか、ものごとに対する視点が、とても深く、多面的です。
それでいて、単なるスケベオヤジ的な要素も併せ持つ、恐るべき人。(^_^;)
初対面だと、たいていの人は「ひき」ますね。
私も最初はひきましたもん。(^^ゞ
今では、すっかり慣れてしまって、ツッコミの応酬に応じたりしてます。

今月の「古典」は、ツルゲーネフの「はつ恋」。
ロシア文学ですな、これは。
16歳の少年が、年上の「女王様」的な女性に恋心を寄せる物語。
ツルゲーネフ自身の生い立ちを理解した上でこの物語を読むと、
なるほど、そういうことなのかという、いろんな発見があります。
これもご講師の安藤先生のおかげですな。
私自身は、年上の女王様に恋したことは同感しませんが、
恋心を抱いたときの心境の描写など、すごく上手で、
自分の若かりし頃を思い出してました。

さて、中橋のサクラはかなりいい感じで咲き始めました。
五~六部咲きという感じです。
お隣のサクラは、すでに満開に近づいてますね。
今日の夕方あたり、国府町の桜野公園にお花見に行けるかな・・・