自死。
悲しい別れを経験する中で、
臨終に、善悪の区別はないのだ、という
親鸞聖人のお言葉を引きながら、
悲しみの大きさ故に、自死のない世の中を願わずにはおれないという、
私たちのスタンスをお話しいたしました。
当然、自死の問題を語る上で、
うつ病という「心の風邪」について触れずにはおれません。
治り際に、細心の注意を払わないと、
自ら死を選んでしまうこともあるという、
この病気の繊細さにも触れながら、
私たちの命のありようについて語りました。
終わってからは、いつもの懇親会。
みなさん、それぞれの人生経験を踏まえながら、
命の終わり際が問われなくても良いという
お念仏の教えを味わっておられました。
今、ここで、私が、お念仏のみ教えに出遇うことで、
臨終の善悪はまったく問われなくてもいい生き方が
開かれてくるんですね。
詳細は、追って神通寺報にアップします。
もうしばらくお待ち下さい。
