神通寺 住職の日記(旧タイプ)

2014年までの記録保存用です。

昨日は「陽塾」。古典を読む会。松尾芭蕉の「おくのほそ道」を読みましたよ。

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昨日の晩は、「陽塾 飛騨」で、古典を読む会。
安藤頌太郎先生のもと、今回は松尾芭蕉の「おくのほそ道」。

私はちょうど今年に入ってから、2回東北のご縁があり、
1回目は岩手の平泉に、2回目は宮城の松島に行ってるので、
すごく身近に感じながら、あらためて旅行記を読んでみました。
ただ、芭蕉はあれだけの絶景である松島では、
まったく句を吐いていないんですよね。
また、当時の平泉は結構荒れ果てていて、
金色堂も風雨にさらされていたようですし、
修復してもとの輝きを取り戻した今の状態とは雲泥の差だったんだろうなあ。
そんなことに思いをはせていました。

それにしても、松尾芭蕉は幕府の隠密だった、という説もあるようで、
けっこうそっち方面で盛り上がっちゃいました。
言われると確かにそうなのかなあ、なんて思っちゃいますけどね。