神通寺 住職の日記(旧タイプ)

2014年までの記録保存用です。

古典を読む会「陽塾」開催。セネカの、「人生の短さについて」を読みました。

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安藤頌太郎先生をお招きして、
古典を読む会「陽塾 飛騨」を開催。
今月のテーマは、セネカの「人生の短さについて」です。
かのローマ帝国、皇帝ネロの側近であったセネカが、
哲学者として、文学者として書いたものです。
もっとも、この「人生の短さについて」は、もともとは手紙なんですよね。
先生から当時の社会状況や生い立ちを聞きながら、
じっくりと読ませてもらいました。
そして今日、23日は、論語を読む会「飛騨孔子学団」の開催日。
こちらはまだ始まって2回目ですが、
いろんな方の意見を聞きながら、
自分の受け止め方を深めていけるのが面白いですね。
いわゆる、儒教的な教えをまじめに学ぶというよりは、
勝手な自分の受け止め方でいいそうです。
だから、私は仏教徒としての立場で、論語を読んでいます。
それはそれで楽しいし、ためになります。