神通寺 住職の日記(旧タイプ)

2014年までの記録保存用です。

恩師である、浅井成海先生の一周忌。敦賀市の浄光寺さんへ。

6月6日は、私の恩師である浅井成海先生の一周忌、祥月命日。
ご親族の法要は、すでにおつとまりですが、
先生にお世話になったせめてものご恩返しということもあって、京都の@阿満くんFamilyと一緒にお参り。
敦賀市の浄光寺さんへ行ってきました。
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黒衣五条に着替えて、
阿弥陀経のおつとめ。
終わったあとは、みんなで記念撮影。
阿満くんのところは、生まれて2ヶ月の子どもさんを連れて、
その後報告をかけてのご参拝でした。
順子さんがだっこしておられるのは、先生が亡くなられるときに2ヶ月だった、お孫さん。
あれから1年、大きくなりましたね。
1年前は、まさしく阿満君の子どもさんくらいだったんですよねえ・・・。
 
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まあ、ある意味、初参式みたいなもんですかね。
このあと、月末には、本願寺と自坊で正式な初参式をするということらしいです。
 
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おつとめのあとは、お昼をよばれて、
そのまま、しばしの歓談。
最初は、おっかなびっくりだったお孫さんも、
しばらくすると慣れてくれたみたい。
「おじいちゃんは?」と聞くと、浅井先生の写真を指さします。
う~ん、かわいいですねえ。
 
ついつい忘れがちですが、私たちの先輩たちも、こうやって宗教教育をしてきてくださったんですよね。
そのご恩の積み重ねの上に、私の信仰、私の生き様があるのだと思います。
 
ほんのわずかかも知れませんが、
親鸞さまが、生涯の我が師を「法然様である」と仰がれた、
その思いの深さ、強さにふれられた気がします。
「たとえこの師にだまされて地獄に堕ちても、私は後悔などいたしません。」
そう言いきれる師との出遇いは、本当にあるのだと思います。
私は、その意味で幸せ者ですね。
これからも、人生の岐路に立ったときは、こう考えます。
「我が師、浅井先生なら、どの道を選んで歩んでゆくのだろう?」
そんな思いを再確認できた、尊い一日でした。
 
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