神通寺 住職の日記(旧タイプ)

2014年までの記録保存用です。

東陽組の、仏教婦人会研修会で、美濃市の教泉寺さんへ。

今日は朝から美濃市へおでかけ。
午前中、教泉寺さんにて、東陽組の仏教婦人会研修会に行ってきました。
 
お寺の駐車場では、石垣ギリギリまで車を寄せようとして、
目測を誤り、あやうくクルマを傷つけるところでした。
なんとか無事にクルマを駐められて、ほっと一息。
 
境内へ入ると、50名を超える参加者が集まって、賑やかな本堂。
イメージ 1
イメージ 2
旧知の門徒推進員さんの顔も、チラホラと。(^_^;)
 
今回のテーマは、「無碍の一道」。
私たちが持つ「恥」という感情を切り口に、
日々の暮らしのよりどころ、価値判断の基準が「世間体」ではなくて「お念仏」であることを確認した上で、
「でも、そうはいっても・・・」
という部分を掘り下げながら、共に聞き、考えていきました。
教団が歩んできた「寺壇制度」の歴史も踏まえながら、
最後は、宗教の寛容性ということを確認。
「あれもいいけど、これもいいよ」というのは、寛容性ではなく、優柔不断なだけ。
本当の寛容性とは、
「私はこれをよりどころに生きていくから、私と違うあなたのよりどころを尊重します」
という受け止め方なのでしょう。
門徒さん方の、スッキリしたお顔が印象的でした。