神通寺 住職の日記(旧タイプ)

2014年までの記録保存用です。

夜行バスの往復で、島根の実家へ。報恩講のお参り。

20日は、かみさんの実家、島根県大田市満徳寺報恩講
午後からのお座に、ご講師としてお参りさせてもらいました。
19日の夕方に高速バスで、名古屋乗り継ぎ、出雲への夜行バス。
9時過ぎに実家に着き、午後のお座にお参りしたあと、
夕方に出雲から夜行バスで名古屋乗り継ぎ、21日の朝10時過ぎに高山到着。
実家での滞在時間、9時間ほどの里帰りでした。

まあ、2週間前に家族総出で妹の結婚披露宴に行ってますからね。
今回は、私一人で、かなり強行スケジュールのお出かけとなりました。

お話しは、「浄土真宗の教章」について。
新しい教章にいろいろと触れながら、
最後は、今月の時報に掲載したご法話を中心にお話し。

亡き人のご縁をいただいてお参りすることで、二つのことが「転じられる」んですよね。
一つには、私が手を合わせ、お念仏申していたという方向性が、
亡き人の導きによって手を合わせ、お念仏申す身に育てていただいたということに転じられる。
そしてもう一つは、先だった人が仏道を歩んでいかれた道を聞かせていただきながら、
実はそのまま、今、ここで私が歩んで行く道を聞かせていただいたのだと転じられていくんです。
浄土真宗の教章」(私の歩む道)と書かれてあったのは、そういうことだったのかと、
ここで大切なことに気付かされていくんでしょう。
そんなお話しをさせていただきました。