神通寺 住職の日記(旧タイプ)

2014年までの記録保存用です。

浅井成海先生の葬儀。

敦賀市のご自坊、浄光寺さんへお参りしてきました。
 
11時半からの開始でしたが、1時間前の10時半に到着。
すでに、駐車場は満車に近かったですが、
端っこに駐めさせてもらい、
受付へ。
多分、伝道教学センターの方々がお手伝いしてくださっているんでしょうね。
ご遺族は、受付ではなく、庫裏におられたようです。
 
本堂前には、テントとイスが並べてありましたが、
地元の方や、年配の方に配慮して、
立ったままでお参り。
@あやみちゃんや@くまがいくん、
それに@こうちゃんなど、
久しぶりに、@りゅうてんさんにもお会いできました。
 
長女の婿に当たる@けいえいちゃんが、
葬儀前、葬儀中、葬儀後と、
ひっきりなしに走り回っていました。
本当に「身を粉にして」、葬儀を仕切っていました。
たぶん、準備できたのは1日だけだろうから、
それで、この葬儀を執行するのは、
本当に大変だったろうと思います。
 
浅井先生は、5月上旬に体調を崩し、
検査で入院され、
抗がん剤治療をはじめようかという矢先に容態が急変し、
6月6日、午前0時20分に御往生されたそうです。
 
たぶん、それまでも自覚症状があっただろうけど、
日々の激務を優先して、
本当にどうしようもない痛みになるまで、
誰にも言わずに我慢しておられたんじゃないでしょうか。
1ヶ月前に、痛みを訴えて検査したときには、
すでにガンが各所に転移しておられたようです。
 
出棺の前に、
先生のお顔を拝見させてもらえました。
 
痩せておられました。
 
いろんな人に頼られて、
いろんなご縁を大切にされたので、
自分が我慢することで、
最期まで周りに迷惑をかけまい、と思われたのでしょう。
 
三女のご主人が、副住職としてお寺を継いでおられ、
喪主としてご挨拶くださいました。
「父は、つらいときや悲しいときも、
うれしいときも楽しいときも、
常にお念仏と共にある人でした。
できるなら、もう一度、父のお念仏の声を
聞きたいと思いますが、
もうそれはかないません。
これからは、還相のはたらきを受けながら、
お念仏申す人生を歩んでまいります。」
 
私も、本当に、そう思います。
 
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そんな先生の薫陶を受けた方々が、
本当にたくさんお参り下さいました。
悲しいけれども、とても尊く、温かいものをいただいたご葬儀でありました。
 
今回、お参りしたくても来られない方々がたくさんおられました。
 
来月中に、ご本山の総会所にて、
「浅井成海先生を偲ぶ会」を開きたいと考えています。
 
日程やスケジュールは全く未定ですが、
みんなでお参りし、先生へのメッセージを寄せ合えるような、
そんな会になったらいいなと思います。
 
詳細が決まりましたら、こちらのブログでも告知しますね。