岐阜教区の、基幹運動協議会へ。

今日は午後一番から、岐阜別院へ。

れんけん部会と、引きつづき基幹運動の協議会。

菊池相談員さんを迎えての話し合いとなりました。

 

来年度から新しい要項になるために、改訂作業をしているのですが、

骨子案がまだ決まっていないために、具体的な内容までには踏み込めず、

これまでの基幹運動に対する反省点や、改善点等について意見を集約する場となりました。

これらの提言については、単なるガス抜きに終わるのではなく、

新しい要項に反映してもらえるといいですね。

 

個人的に感じるのは、

僧侶やお寺、教団のあり方に「ほんとうにこれでいいのか？」という疑問を持つかどうか。

そこが、基幹運動にどう携わるかの変わり目があるのかな、と感じています。

「現状で何が悪いのか」という考え方からは、基幹運動の推進はありえないし、

「何をどう変えていくことで、本来化できるのか」という視点を定めていくのが、新しい要項の骨子になるのかな、と思うんですね。

よく聞くご意見の中で、「基幹運動にご法義はあるのか」とか、「基幹運動はありがたくない」ということをお聞きしますが、

他人を責めたり、組織をたたいたり、イデオロギーに走ってしまうと、そうなっちゃうのかな。

「本当の真宗門徒でありたい」「本当のお念仏の仲間でありたい」という願いから起こったのが、

門信徒会運動であり、同朋運動であるはず。

その姿を問い聞く中から、わたしが本当の門徒となり、同朋となっていくのが、わたしにとっての基幹運動ですから、

きびしくもありますが、あたたかいぬくもりの中でお育ていただくのだと思っています。