神通寺 住職の日記(旧タイプ)

2014年までの記録保存用です。

飛騨組のれんけん開催。今回のご講師は、髙岡教区の林史樹さん。

大雨の中、午後から古川町真宗寺さんで、明日から始まる仏教講習会の会場準備へ。
それを済ませて、高山市歓喜寺さんで、飛騨組のれんけんが開催されました。
全12回の話し合い法座のうち、今回が11回目。
大詰めを迎えたご法座のテーマは、「非戦・平和」です。
ご講師は、髙岡教区から、林史樹さんをお招きしました。
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戦争を振り返ったときに、私たちが向き合う言葉に、
「あの時は仕方なかったのだ。国も、教団も、みんな、戦争に反対できるような雰囲気ではなかったのだ。」
という言葉があります。
後から振り返ったら、まさにその通りなんですよね。

じゃあ、今の私たちの世の中は、どうなんでしょう。
数年後、今の私を振り返ったときに、私はもしかして、
「あの時は仕方なかったのだ。みんな、反対できるような雰囲気ではなかったのだ。」
って言うのでしょうか。

私は、そう言いたくないです。
仕方なかったという言い訳をしなくてもいいような、そんな生き方をしていきたいですね。
人間性を奪い、敵国のいのちがいのちと見えなくなるような生き方をしたくないです。

そのことを確認することができたご法座でした。

ご講師の林さん、クールなんだけど、最後は熱血トークで締めくくって下さいました。
もっと、もっと、時間が欲しいなあっておもうご法座でした。