神通寺 住職の日記(旧タイプ)

2014年までの記録保存用です。

金子みすゞ「みんなちがって、みんないい。」

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@MANU. さん、ご無沙汰です。
明日、高山に帰るんですけど、近隣のお寺さんの
夕方のご法座に間に合うように帰らないといけないので、
帰りは京都による時間がないんですよ・・・。
ゆっくりできなくてごめんなさいね。(^^ゞ

今日は、4時間近くかけて、長門市まで足を伸ばしました。
目的は、「金子みすゞ記念館」。
現地で合流した@Ryusenちゃんと一緒に、「みすゞ通り」も
ゆっくり散策しました。
みすゞさんが検証されたのは、実はかなり最近で、
1983(S53)年なんだそうです。
それから20年あまり、あっという間に金子みすゞさんは
日本中の人たちに知られる詩人となりました。
子供達の教科書でも、必ずと言っていいほど取り上げられます。
「みんなちがって、みんないい。」
昨年長門市で開かれた、真宗青年のつどいのテーマでもあります。
いい言葉ですよねえ。

帰りには、萩市へ寄って、幕末の日本を動かした人たちの跡を
見てきました。
松下村塾へ寄って、吉田松陰が教えを説いた場所を見学。
こういう場所が身近にあるから、山口県の若者たちは
政治の世界を真摯に目指すんだろうなあ。
政治って、本当はもっとも志が必要な職業であるべきなんです。
最近は、志よりも策略の方が先にきている人ばかりの気がしますけどね。

・・・お寺にいる人間は、他人事じゃないよね。
一番大切な「志」って、仏法をよりどころにするっていうことだもんなあ。