神通寺 住職の日記(旧タイプ)

2014年までの記録保存用です。

料理を通して教えられることがある。

このブログの読者の中にも、
「ほぼ日イトイ新聞」
の読者がたくさんおられると思います。
私もハマっている一人です。
特に、
「大人の小論文教室。」
は、すっごく影響を受けています。
最近始まった連載で面白いのは、
「調理場という戦場」
というコラムですね。
http://www.1101.com/cotedor/index.html
料理の現場に立つところから、仕事、人間、そして
生き方を語ってくれます。
そういえば、私の身の回りにも、
似たような人がいるんだなあ。
「飛騨季節料理 肴」の今井さん。
こんなブログをやってます。
http://plaza.rakuten.co.jp/sakanablogs
他の大衆居酒屋よりは値段高めですけど、
マジうまいです。料理も酒もこだわります。
大将に気に入られると、語ります。止まりません。(^^ゞ
それがまたいいんですけどね。

振り返って、私はどうなんだろう。
ここまで突っ走ってきたんだけど、
最近「俺がやってやる!!」という勢いがない気がする。
いろんなお寺さんの組織があって、
役職もついているんだけど、
なんかこう、昔みたいながむしゃらな想いが出てこないんだなあ。
かといって、他人様に語れるような人生観をもっているわけでもなし。
モチベーションっていうんですか、つまり、動機が沸いてこない。
上手く言えないけど、自分が歩んできた道を通して、
堂々と人生を語れる人がすごくうらやましいんだなあ。