神通寺 住職の日記(旧タイプ)

2014年までの記録保存用です。

岐阜別院にて、れんけんのための研修会。 佐賀教区の織田さんがご講師。

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午前~午後と、1日かけて、れんけんのための研修会。
岐阜別院に、各組のれんけん担当者や、組長さん、門徒推進員さん、相談員さんが集まりました。
ご講師は、佐賀教区の織田智海さん。
かつての中央実習で同期だったんですよ。織田さんの方が年配ですけどね。

おなじ岐阜の教区内でも、組によってはいろんなやり方があるんですね。

参加者と運営スタッフの意識のズレ、話し合い法座への理解、年齢制限への違和感、
いろんなことがクローズアップされますね。
そういう中で、私は強く感じたのは、
まずは組内法中が、話し合い法座に対してきちんと理解を深めること。
ついては、僧侶として、自分自身が話し合い法座を体験し、
その意味合いを体験しておく必要があるように思いました。
その上で、各寺院で行われているご法座でも、話し合いの形式を
どんどん取り入れていけば、僧侶と門徒、という役割分担や上下関係も
少しずつ解消していける気がする。
そういう努力を棚上げしておいて、ご門徒さんの理解不足をしてきするようでは
本末転倒でしょう。

門徒さんが真宗入門的なご法座を求めておられるのも、
それを各寺院できちんとご門徒さんとお話ししてないツケが回ってきているんですよね。

それに、れんけんは正しい答えを導き出す研修会ではないということも、
今回再確認しました。
共に悩み、問い聞くという営みをしながら、
自分の生き方に寄り添うみ教えであることを確認できたら、うれしいです。