神通寺 住職の日記(旧タイプ)

2014年までの記録保存用です。

お寺の庫裏にて、法要のおときがありました。

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今日のご法事は、地元の会社の会長さんの一周忌。
おそらく、高山でも1~2位を争うくらいの、大きな会社の先代社長になります。
本堂でおつとめ・ご法話の後は、庫裏広間で、おときを振る舞われました。

実は、亡くなられた会長さんの奥さんは、
密葬のお通夜で倒れてしまい、
今でも足が不自由なんですね。
そんなこともあり、できるだけ移動の少ない会場で
法要とおときを振る舞いたい、との思いがあって、
結果的に、神通寺の庫裏をお使いいただくことになりました。

自分でいうのも何ですが、
うちの庫裏は使いやすいですよ。
車いすの方がお参りされても、
玄関をあがったところから庫裏~本堂まで、
すべてがフラットな床になっていますので、
バリアフリーのお手本のような作りになっています。
それに、厨房も広いので、
まかないのお手伝いをされる方にも易しい作りになっています。

おかげさまで、大変あたたかく、尊いご法縁となりました。
ありがとうございました。

夕方からは、お東のお寺さん主催の同朋会へ。
隣町、清見町の了徳寺さんです。
ここのご住職は、私と同級生。
そんなこともあり、同朋会の講師としてご縁をいただきました。
短いお話でしたが、そのあとの懇親会で、
いろんなお話をすることができて、
いいつながりをいただいたと思います。

何よりうらやましかったのは、
私たちと同世代とか、それより若い世代の方が、
一緒にお参りしてくださったこと。
で、引きつづきの懇親会でも、
いろんな話をすることができました。
地域のつながりとしての共同体ネットワークをベースに、
み教えをつながりとした、宗教共同体が形成されてゆくと、
とてもおもしろい気がします。
そのお手伝いをできるといいなあ。
こういうのって、お西とか、お東とかって関係ないと思うんですよね。