神通寺 住職の日記(旧タイプ)

2014年までの記録保存用です。

豊島学由先生の研修会&神通寺報アップしました。

今日は、岐阜別院にて、布教団の総会&研修会。
ご講師は、大阪の豊島学由先生です。
今から15年ほど前、わたしが伝道院で布教使のお勉強をしていたとき、
主任講師だったのが、豊島先生。
 
最初、お会いしたときは、
「うわ~、年を取られたなあ・・・。」
という感じだったのですが・・・。
 
お話しが始まると、だんだん声色も良くなり、眼力もするどくなり、
往年の豊島先生になっていかれましたね。
 
イメージ 1
「教団とは、法灯を護るための火屋である。しかし、火屋が自己目的化すると、火屋の内側に煤が溜まり、法灯を見えなくしてしまう。」
という、西谷哲学を継承した「教団火屋論」を、久しぶりにお聞きしました。
また、
「伝道とは、道を伝えるのではありません。伝わりたる道を賛嘆するのが、伝道ということです。」
という、伝道の本質についてもあらためて聞かせてもらいました。
かつて、布教の志を持って京都で学んだ頃の気持ちを、思い出させてもらえる大切な研修となりました。
 
で、もう一つ大事なお知らせ。
 
神通寺報の六月号をアップしました。
今月のテーマは、「地縁・血縁・法縁」。
大遠忌法要への参拝と、浅井先生の一周忌へのお参りを通して、
私自身が受け止めた法縁のことについて、書かせてもらいました。
こちらから、カラー版PDFファイルをダウンロードしてご覧下さいませ。
 
 
皆様方のご意見、ご感想をお待ちしております。