神通寺 住職の日記(旧タイプ)

2014年までの記録保存用です。

早朝は、古川町の真宗寺さんにて、「暁天講座」へ。そのあとは、高山別院で、飛騨学場にお参り。藤場俊基さんの講義です。

今朝は、スッゲー早起きして、飛騨古川の真宗寺さんへ。
毎夏恒例の、「暁天講座」にお参りしてきました。
朝五時前の時点で、高山市は大雨警報発令中。
大雨の中を、飛騨市へ向かうと、少し小ぶりになったかな。
それでも、雨の中、お参りの方が来て下さるか、少し心配。
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いやー、悪天候にも関わらず、たくさんのご門徒さんがお参りして下さいました。
ありがたいことです。
「仏心とは大慈悲これなり」のお取り次ぎをいたしました。

明日の朝は、名古屋の祖父江佳乃さんにお越しいただいて、節談説教をお聴聞します。
お天気も回復してそうだし、楽しみにしてお参りしたいと思います。
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そのあとは、高山別院へお邪魔して、「飛騨学場」にお参り。
今年のご講師は、藤場俊基さんです。
FBではおともだちになってもらってますが、直接お話を聞かせていただくのは初めてです。
開講式の後、藤場先生の講義があり、お昼前に写真撮影があったので、実際には2時間弱くらいのご講義だったでしょうか。
「化身土巻」というテーマへの導入として、教行信証(顕浄土真実教行証文類、とは仰らずに)そのものの根底に、曇鸞大師の浄土論註が流れている、ということをお話しくださいました。
そして、信巻の末に引かれてある八番問答が、2番目から始まって、第一の問い「いかなる衆生が往生するのか?」が省略されてあるけれども、それは省略してあるのではなくて、行巻と信巻の全体を通して、実は第一の問いに対す親鸞聖人の受け止め方が説かれてあるのだ、と受け止めておられます。
ああそうか、いわれてみれば、そういう受け止め方をすると、八番問答の一番目が引かれてないことに、大切な意味があるのだと知ることができますよね。
そういうわけで、とても貴重な時間を過ごすことができました。
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午後は、仏教講習会のタイムテーブルなど、資料作り。
予定していたスケジュールが一つ変更になりそうで、ちょっと慌てています。
さて、どうなることやら。(^^;)