神通寺 住職の日記(旧タイプ)

2014年までの記録保存用です。

坂原英見さんをお迎えして、飛騨組の僧侶研修会。

3月6日は、飛騨組の僧侶研修会。
備後教区の坂原英見さんをお迎えしました。
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連研のこと、新しいれんけんノートのこと、今までの歴史の流れを振り返りながら、今私が立っている立ち位置を確認するような、貴重な時間となりました。
かつては、お聴聞を重ねておられるお同行への、さらなるサポート的な意味合いが強かったれんけんですが、今はそういうわけにはいかない時代へと突入しているとのこと。
お寺のご縁も、仏教のご縁も、ほとんど初めてという「団塊の世代」の方々に向けて、み教えへの入り口となり、きっかけとなるような形で、れんけんを開催していく必要があるとのことでありました。
ただし、単なる仏教入門講座ではなく、自らの生き方を問いかけていくような形で話し合いをしていくことが、このれんけんの目的なんですよね。
なにも新しいことをしようとしているのではなく、蓮如上人の「講」の精神に立ち返っていくということなんですよ。
「ものをいえ」「おのおの同座して」という原点に立ち返るのが、話しあい法座ですから。
今日は、そのことを飛騨組の皆さんと再確認することができた、貴重な時間となりました。